2012年3月21日水曜日

Sensation XE S-OFF

S-OFFを行うためにここまでにやってきた事を整理すると、
1 HTC公式bootloader unlock
2 CWM Recovery導入
3 root化
4 GBカスタムROM導入 
  [ROM][10 DEC]Pyramid3D v8.3.0 XE | 2.3.4 | SUPER Fast!! | Bricked v1.5 | STABLE
5 fastbootでboot.imgのflash
となる。また、S-OFF用のツールの準備としてRevolutionayのサイトからツールをダウンロードしておく。


boot loop等も発生し、最悪文鎮かする危険もあるため、前の記事も参考に。尚、お決まりですが、真似した結果がどうあれ自己責任でお願いします

S-OFFの手順
1 HTC公式bootloader unlock
最初にHTC Devのページでユーザ登録を行う。ここにアクセスし、必要事項を記入の上Register。次にここでSensationを選択してBegin Unlock Bootloaderボタンを押下して先に進む。ちなみにSensationのモデルが幾つかあるが、僕は「EU」を選択してみた。手順通りに行うと、最終的にはbootloaderの上にUNLOCKEDと表示されるようになる。


2 CWMリカバリの導入
ここからClockworkMod Recoveryをダウンロードし、fastbootでflashする。
    fastboot flash recovery recovery-clockwork-4.0.1.5-pyramid.img


3 root化
ここからsuperuserのパッケージをダウンロードし、CWMでinstallする。


4 カスタムROMの導入
上記のリンクを参考にカスタムROMをCWMでinstallする。


5 boot.imgのflash
4でインストールしたカスタムROMを解凍して、boot.imgを取り出し、boot.imgだけをfastbootでflashする。
    fastboot flash boot boot.img


6 S-OFF
上記リンクでダウンロードしたツールを実行し、ダウンロードした際に表示されたbeta keyを入力してS-OFFを行う。


これでS-OFFが出来た。

ついでにsuperCID化しておく。ICS化する際にfirmwareのアップグレードが必要になる。firmwareには利用可能な端末のCIDが埋め込まれており、アップグレードに際して端末のCIDとチェックするらしい。全てのfirmwareにはsuperCIDとして「11111111」が定義されており、端末をsuperCID化する事で、チェックをすり抜ける事が出来るようになるらしい。superCID化は簡単で、fastbootで以下のコマンドを入力するだけ。
    fastboot oem writecid 11111111


fastbootをリブートして確認する。
    fastboot getvar cid


Sensationから「 11111111 」の応答があれば成功


これでS-OFFとsuperCIDの設定が完了したので、後はfirmwareのアップグレードとICSカスタムROMの適用が可能となったはず。


Sensation XE boot loop

また今回もカスタムROMで遊びたい。色々調べてみたが、ブートローダー(bootloader)のアンロック(unlock)とS-OFFは微妙に違うもののようだし、superCIDなるものも登場して頭がごちゃごちゃになって来た。ここは勢いでやってみるしかないと思って以下の事をやってみたのだが、見事にブートループ(boot loop)にはまってしまった。

端末のバージョン
HBOOT:1.18.0000
ROMversion:1.77.709.104
KERNEL:2.6.35.13
BASEBAND:10.58.9035.00U
CID:HTC__621

ブートループにはまった手順真似しないで下さい
1 S-OFFツール適用(Revolutionary) → Failed to get Root!
2 HTC公式ブートローダーアンロック → 成功(UNLOCKED)
3 root化 → 成功
4 superCID化 → 失敗
5 firmwareアップデート(最新) → 失敗
6 firmwareアップデート(cidが同じもの)→ 失敗
7 ICSカスタムROM適用 → boot loop
8 GBカスタムROM適用 → boot loop

ここまできて、何となくわかったのは、ブートローダーをアンロックして、ルートを取っても書き換えできない領域が有って、それはS-OFFしない限りダメだと言う事。 S-OFFするためには何としても端末を起動しなければならない事。firmwareが書き換え不可のためGBで端末の起動を目指すのが良さそうな事。

そこで、手当たり次第にGB用のカスタムROMを適用してみる事にした。xdaでGBのROMを片っ端から当てて行き、やっとヒットしたのがこれ。

[ROM][10 DEC]Pyramid3D v8.3.0 XE | 2.3.4 | SUPER Fast!! | Bricked v1.5 | STABLE


起動しました。しかし、またしても問題が。今度はWiFiに繋がらない。


下記のページに解説がありました。そして、今までの試行錯誤がダメだった事も解説してありました。


Solve WiFi Errors , Wrong S-ON , Radio Problem, htc Dev Unlock Method ( how it Works)


このページの言う通りに、とりあえず上記Pyramid3Dのzipファイルを解凍し、boot.imgをfastbootでflashする事で、WiFiに繋がる事が確認できました。


 fastboot flash boot boot.img


そして、端末を確認したところHBOOTが1.17になっていました。これで、S-OFF readyになったかも知れません。

HTC Sensation XE 購入

2012/3/11
台北の西門駅近くの携帯電話ビルにてHTC SensationXEを今更ながら購入した。16,100台湾ドル(約46,000円)也。店頭で稼働確認した後、近くのカフェでフリーWiFiに繋いで触ってみた。

やや細身のサイズ、重さともに最近の大きくなったスマートフォンに比べると手にしっくり来る。画面の発色も素直で良い。また、タッチパネルの感度も僕にはちょうど良い。動きはAtrix+OC Kernelに比べるとややもっさりしている。HTC Senceの影響か。この辺は後で弄れば大丈夫だろう。

2011年8月29日月曜日

ATRIXにCyanogenMod 7 Pre-Beta3を入れてみる

Pre-Beta3がリリースされていたので入れてみた。
カメラと指紋認証がまだNGみたいだが、あまり関係ないので良しとする。

CyanogenMod 7 Pre-Beta3 for ATRIX

ここの下の方にあるリンクからダウンロードします。

手順
前回Pre-Betaを入れた時と同じです。

性能(Quadrant)
1回目 3452
2回目 3758
3回目 3966
4回目 4022


Pre-Bateの時より若干性能が落ちてますね。でも触った感じではまだまだ早いです。

2011年8月19日金曜日

ATRIXにCalibratorを入れてみる

ATRIX購入当初、画面の発色が気になっていた。xdaを何気なく眺めていたら画面の色を弄れそうなものを発見したので入れてみた。ただ、CM7が前提となってるようだ。

Calibrator 5.1
[Tutorial][mod] custom color correction - xda developers2) download this app.からアプリをダウンロードする。

手順
1 ダウンロードしたアプリを/system/appにコピーする
2 コピーしたアプリのパーミッションを変更する(775)
3 リブートする

使い方
アプリを起動するとRGB各色のスライドバーが表示されるので、好みで弄るだけ。SaveCustomボタンを押すと弄った値が保存され、再起動後も有効になる。SaveCustomボタンを押さなければ再起動したら元に戻る。

今のところRed:1000(デフォルト)、G:1000(デフォルト)、B:930で使用しているが、やはりGalaxyS2に比べると発色が悪い気がする。

2011年8月12日金曜日

ATRIXにCyanogenMod 7 Pre-Betaを入れてみる

まだPre-Betaとの事だが、ちょっと試してみたい事があって入れてみた。

CyanogenMod 7 Pre-Beta for ATRIX

ここの中程にあるCM 7 pre-beta download:からCyanogenMod 7を、Google Apps:からgoogleアプリをダウンロードします。

手順
1 ダウンロードした2つのファイルをMicroSDにコピーする。
     (ちなみに僕はATRIXで直接ダウンロードしました)
2 CWMからwipe data/factory resetする。
3 CWMからwipe cache partitionする。
4 CWMからCM7をインストールする。
5 CWMからgoogleアプリをインストールする。
6 再起動する。

お手軽に出来ました。 まだ殆ど触ってませんが、いくつか挙動不審なところも有るようですね。例えばカメラは最初に1回だけ起動して写真も撮れましたが、2回目以降は起動しません。また、試してませんが、ネットの情報によるとBluetoothも使えないみたいですね。でも、
        ・最初からlocaleに日本語があるみたいで、再起動したら勝手に日本語になってる
        ・きれいな日本語フォントが入ってる
        ・何となくレスポンスが良い
等のメリットがあるため、暫くこのまま使ってみようかと思います。

ちなみに、b-mobile用設定は相変わらずお約束のごにょごにょをしないと上手く行きません。(逆に、ごにょごにょしたらb-mobileで使えました

レスポンスが良いため、久々にベンチしてみました。

性能(Quadrant)
1回目 3690
2回目 4215
3回目 4321
4回目 4232


う~ん、驚異的に早いです。4000オーバーは初めてみました。

8/15更新
CyanogenMod 7 Pre-Beta2が出ていたので適用しました。ここを参照。手順はこの記事と同じです。BluetoothやBattery jump fixが含まれてるようです。カメラは相変わらず駄目ですね。

2011年8月10日水曜日

ATRIXにカスタムROM CherryBlue v1.4d を入れてみる

前回までにブートローダーのアンロックとCWMの導入が終わったので、いよいよカスタムROMを入れてみる。今回のカスタムROMの目的は
    ・root化
    ・CircularBattery
    ・1% Battery MOD
位かな。xdaを色々調べて僕のMB860インターナショナル版に入りそうなROMを見つけました。

CherryBlue v1.4d
ここのv1.4d Stable - MEGA PACK - Includes ROM & Webtop v1 Installerを使います。

インストール

1 上記のリンク先からダウンロードしたファイルをATRIXの/sdcard-extにコピーする
        >adb push CherryBlur-v1.4d_ORF4.5.2A_MEGA.zip /sdcard-ext/
2 リカバリーモードでATRIXを再起動して、ClockworkMod(CWM)を起動する
        ・ボリューム下キーと電源ボタンを同時押下して再起動する
        ・画面下にAndroid Recoveryが表示されるまでボリューム下キーを連打する
        ・画面下にAndroid Recoveryが表示されたらボリューム上キーを押下する
3 CWMのメニューから先程コピーしたCherryBlueのzipファイルをインストールする
       install zip from sdcard → choose zip from sdcard → External SD Card → zipファイル
4 インストール出来たらATRIXを再起動する

これでやっとバッテリー表示が1%刻みになったし、画面上の通知領域に数字でバッテリーの残量表示がされるようになりました。それと、root化しましたので例のファイルをごにょごにょして、b-mobileで使えるようになりました。